最終更新:2009年04月09日
FやBが弾けない人のためにその他の方法
さて、ここまでを読んですぐには無理かもしれないが、FやBがどうしても押さえられないという人のためにこんな方法はどうだろうか?
音楽理論の中では、少々難しいが第1音と第3音がわかればメジャーかマイナーかがわかる。逆に第1音と第5音ではメジャーかマイナーかがわからない。と言うなんともあいまいな表現だがこういうのがある。
もう少しわかりやすく書くと、Cと言うコードの構成音はド・ミ・ソ。ここで第1音というのは「ド」であり、第5音は「ソ」である。つまり、第3音の「ミ」が「ミ」のままだとCメジャー、「ミ♭」ならCマイナーということになる。
| ルートとなる音を第1音として「1」と数え、それが例えばドなら第2音は「レ」となる。では7は?答えはドから数えて7つ目、つまり「シ」と言う事になるのだ。第1音というとわかりにくいが、1st、2nd・・・7th?!そう、C7は本来、C7thという。つまり、Cから数えて7つ目の音を追加しなさいと言うことなのだ! では9thは?そう「レ」を追加すると言う事になるわけだ!このように、コードのことを理解しようとしていくと、音楽理論も多少かじる必要があるかもしれないのだが、まずはビジュアル的に形から覚える方が簡単だ。ひとまずここでは、説明のためにややこしいことを書いてあるが、読み飛ばして形から入ってももちろんOKである。 |
こういう前置きを踏まえて、ギターには「パワーコード」なるものがある。これがいわゆる第3音を除いた第1音と第5音を押さえることで演奏してしまおうというコードなのだ。これらはロックやハードロックなどのバッキングで演奏されることが多い。けれど、弾き語りにおいても有用な方法なので、覚えて損はないはずだ。
まず重要なのはそのコードフォーム。その中でも特に最初に覚えたいのは人差し指の位置である。6弦1フレットを人差し指で押さえる。すると鳴る音はF、つまり「ファ」だ。6弦3フレットはGつまり「ソ」。おや?FやG?そう、その通り、いわゆるコードなのである。では6弦5フレットは?もちろんAつまり「ラ」というわけだ。
6弦で8フレットまででFGABCと5つのコードがまず簡単に覚えられる(本来は6弦開放を使用するEも覚えて欲しい)。もちろんその後もずっと続き、10フレットでD、12フレットでE・・・と続く。
更に5弦を見てみる。5弦では2フレットから始めてみる。すると押さえているのはBつまり「シ」である。3フレットはC、5フレットはD、7フレットはE・・・。つまり、これらは、basic knowledge のチューニングの項で記載されている画像を見てもらえればよりビジュアル的にわかる。
で、前置きは良いからパワーコードってなんなんだ!と言う方は左の図を見て欲しい。これがいわゆるFのパワーコードの押さえ方だ。6弦と5弦のみ押さえ、かつピッキングし、他の弦は鳴らさない。
そして、もしコードブックなどを持っているのなら、見比べて欲しい。つまりこのパワーコードって言うのは、通常のバレーを使用したコードの上2つをピックアップしたものであると。
なぜに、パワーコードがここで出てきたかというと、これらを覚えることにより、バレーを使用したコードの位置をすぐさま見つけられるようになるからなのだ。コードの位置を知ることは非常に重要だ。そして、これらを知っていることで、ロックやハードロックなどのバッキングもできるようになる。ただしそのためにはハーフミュートと言う右手のテクニックを覚える必要があるかもしれないが、ひとまず割愛。
ちなみに、よく使用するパワーコードの一覧を別表として掲載したので、活用して欲しい。この表以外にもまだいくつかあるだろうが気がついた時点で追加していくことにする。


