※WordPress 3.0 日本語版は現在準備中
目玉はTwentyTen(トゥエンティ・テン)と名付けられたデフォルトのテーマだろうか。
テーマ制作者向けには、カスタマイズ可能な背景、ヘッダー、ショートリンク、メニュー (もうファイルを編集しなくて済みます)、投稿タイプ、そして分類 (タクソノミー) を簡単に実装できる新しい API があります (Twenty Ten テーマではこれらがすべて活用されています)。
15個までのプラグインをクリックひとつでアップグレードできる一括更新と言うのも気になる。しかし一番気になるのは、これまでのリリースよりも軽くなっているかどうなんです。
サーバーにもよりけりですがロリポップ+WordPressは重いというのが通例です。キャッシュが効いたり、あるいは静的なページで書き出すようなプラグインとかいろいろ試してみましたがやはり重い。
あ、当サイトはロリポップ+WordPressです。
ubuntuでも当サイトの表示であったり編集を試してみました。Windowsよりは速いかなぁと思ったりもしました。ちなみにウチのUbuntuは外付けのHDDにインストールしてあって、USBでつないでますから、それを含めて考えるとUbuntuの方が速いかもしれません。何が原因なのかはわからないけれども。
さて、WordPressやMovable Type、あるいはブログであったりWikiであったりと、これらはWeb2.0とか言われてましたよね。それまではローカル環境でファイルを編集してFTPソフトでサーバーにアップロードしていました。ADSLなんかはアップロードが遅くてできるだけ軽いサイトを作るように色々と言われたものです。ブロードバンドの回線が広まって、今や動画もバンバン埋め込まれたりしてます。
FTPでアップロードすると言う作業はまだ消えてしまったわけではないのですが、次第にサーバー上でなんでもできる環境になっていっているわけです。
一方ではもうアップロードしたりするのも面倒くさいと自宅サーバーを立ち上げて、ローカル環境で全部してしまうと言う人も沢山います。ローカルですべてを行うためにはPCにWebを公開できる仕組みを作ることはもちろんですが、変わってしまうIPをDDNS(ダイナミックDNS)と言うような技術で、非固定IPをあたかも固定IPにしてしまうというようなサービスもあるわけです。
ただし、ずっとWEBを公開するためにはずっとPCをつけっぱなしにしておく必要もあり、案外大変だったりするんです。しかし更新はすぐにできるし、自分だけのサーバーがあるということでPCの性能が許す限りなんでもできると言うような夢の環境がそこに…。
僕らにしてみると、そこまでは望まないにしてもせめて普通に閲覧できて、ある程度の自由があればそれでいいんです。ただその些細な夢すらもなかなか叶わない始末なんです。せっかくサーバー上でほとんどの処理ができるようになったというのに表示が遅いなんて致命的ですよね。
こういったサーバー上で処理をする、PCに必要なものはブラウザと、画像を編集する簡単なソフトがあれば最低限OKと言うようなもの。こういうのがいわゆるクラウドコンピューティングの入り口で、これがもっと本格的になれば動画の編集、公開だってサーバー上でできたりするわけです。
WordPress3.0では、マルチサイトの運営もできるようになっています。複数のサイトを運営できると言うことは、例えば会社で企業そのもののWebページ運営、商品開発のサイト、商品販売のサイト、スタッフブログであったりとWordPressのノウハウさえ知っていれば、様々なサイトを統括して管理できると言うわけです。それはすべてブラウザ上でできて、必要な素材を用意するだけでいいわけですから良い時代になったものです。
インターネットが閲覧出来て、それなりに動くPCであればエントリーモデルのものでもそれなりに運営できたりします。多少のノウハウはいるわけですからおいそれとできるものではないのかもしれませんが、インターネットの世界がより身近になりそうな予感がします。それまでは見る側だった人も明日はもしかすると作る側になるかもしれませんね。
出尽くしたと思われた所から新しい何かが生まれる瞬間がもうすぐそこにあるような気がしてなりません。